ピアニカ
リード式の小さなオルガンにマウスピースを装着し、ふいごの代わりに人の息を送りこんで鳴らすようにした楽器。
鍵盤楽器なのに息の強弱で音の強弱を操作できるので、生々しい演奏表現が可能です。通常は左手で楽器を保持し右手のみで演奏しますが、両手で演奏する場合は卓上に置いて、マウスピースの代わりにつないだ長い蛇腹のホースを口にくわえます。携帯性に優れていて、そこそこの音量があるのでアウトドアにもってこい。
また幼稚園や小学校の音楽教育によく使われています…が、これでも鍵盤楽器なので難易度は高く、気持ちよく自在に演奏できるようになるには相応の練習が必要です。日本の幼稚園や学校ってなぜ、難しい楽器ばかり最初に教えるのだろう。